債務整理の和解書がなかなか届かないってホント?

和解書、というのは、債務整理のうち、任意整理について生じる書類です。任意整理は裁判所などの仲介がないため、交渉した当人同士での口約束にならないように、どういう内容で和解したかを書面として残しておくと必要があるのです。これがないと、「そんな約束をした覚えはない」などというような、複雑なトラブルになりうることもあります。発行するのは債務整理を請け負った司法書士事務所などではなく、お金を貸し付けた貸金業者側になります。和解書は重要な書類なので本来ならすぐに発行をすべきものですし、それを受け取ってこそ債務整理発行完了ということになるはずなのですが、最近ではすぐに発行されないケースも相次いでいるようです。これは貸金業者側に悪意があるからというわけではなく、単純な人手不足が原因です。債務整理が頻繁に行われるようになった昨今、特に過払い金請求のような債務者側のデメリットが小さい債務整理が多数動いているようだと、貸金業者の体力はどんどん低くなります。こうした書類の発行ひとつが遅れがちになっているのもその影響なのです。債務整理を依頼した人は和解書がないと不安になりますが、そうした理由によるものであれば、覚悟を決めて待つようにするしかありません。

借金の問題を何とかしたいと思った時は、破産手続きが検討される事があります。
実際、それを確かに悪くない手段の1つなのです。一番大きなメリットは、とにかく負債が帳消しになる事ですね。数百万もの金額が帳消しになるのは、確かに魅力的でしょう。
しかし必ずしも、それが妥当な選択肢と限りません。他の債務整理の手段を検討するのも、一法と言えるのですね。
その基準の1つとして、3年前後で返すことができる見込みがあるか否かです。例えば現在の借金のトータル額が、300万だとします。それで毎月返済をしていく額は、例えば6万前後だとしましょう。
単純計算ですが、300万を6万ずつ返していくとなると、少なくとも50ヶ月になるでしょう。こういった時には、さすがに自己破産を検討した方が良いです。かなり長期化が見込まれるので、弁護士としても破産を勧めてくるケースが多いですね。
しかし人によっては、もっと短い期間で返せる可能性もあるのです。50回などでなく、せいぜい1年前後で返せる事例もたまにあります。その場合は破産ではなく、別の選択肢を検討してみるのも一法なのですね。
目安としては、とにかく「3年で完済できるか」否かになります。それを超えるようなら、やはり破産を検討するのも一考ですね。

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